「お前生意気なんだよっ!!」





いつものように公園に呼び出されては殴られ、蹴られ。





その頃、俺は虐められていた。





周りは見て見ぬふり。





先生に相談しても悪化するばかりだった。





今日もいつものように暴力を振るわれる。





「・・・・もぅ、ゃだよぉ・・・」





泣きながらそれでも耐える。





その時だった。





「・・・何してんだ?弱いものいじめ??」





少年が突然話しかけてきた。





少年は俺とそこまで歳は離れていないだろうがそこそこ大人の雰囲気を醸し出しているようだった。





「なんだてめぇコイツの知り合いか?」





俺は必死で首を横に振る。





ほかの人に迷惑をかけたるのはごめんだった。





「・・・だったら?」





予想外の言葉だった。





虐めていた奴らは唖然としていたがすぐニヤリと笑い殴りかかる。





しかし、少年は軽々とよけ





「俺の相手しようなんて100年早いんだよ」





と鼻で笑った。
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